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悩むのは愛ゆえに

最近彼について悩むことも増えた。

いつもいつも彼のことについて考えてしまう。


でもそれって、彼で脳内が満たされている証拠であることだって気づいてからすごく最高の気分になった。だってそれが本望だからね。


もうなんでもかんでも彼に結びつけるようになった。美味しいものを食べた時には、これ一緒に食べたいな、とかカラオケで気に入ったフレーズがあれば、こんなセリフ言われたい、こんな事されたい……だとか。世の中の様々な事象を彼に当て嵌めている。そして世の中の全てを彼に置き換えることで退屈だった行為に意味を見いだせる。今まで味がしなかった食事が美味しいと感じるように。今まで色のなかった景色が鮮やかになるように。要は調味料みたいなものだ。味の薄いパスタにチーズやタバスコをふりかけるみたいに、彼のことを想えば美味しくいただけてしまうのだ。不味い食事も彼というエッセンスをかければ少しづつでも完食できる。そうやって苦い感情も全て残さず食べ切ってしまえば良い。


最近の彼についての悩み事一位。忙しいのもあってあまり動いている彼の姿を観たり声を聴いたりすることが無かった。早く切り抜き動画を作らねば……彼ほどの人物を自分の脳内で補完するのが難しい。自分とは違って顔は整っているし頭脳明晰で何でも完璧にこなすような人だ。あまりにもかけ離れすぎていて、そのような人を想像する力がまだ無い。彼を理解するにはまず、政治や歴史の知識が必要な気がする。そして、イギリス人で同じくらい賢い人の発言をインプットしなければ。身近にイギリス人で聡明な人は居ないので、SNSでそういう人物をフォローしたり記事を読んだりした方が良いのかな。それで彼への解像度が高まれば良いけれど。

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